アフェリエイトとは?【基本的な仕組みと特徴について詳しく解説】


アフェリエイトに興味はあるんだけど・・
そもそもアフェリエイトが良く分からない。
どんな仕組みになってるの?
特徴と、その種類はなんだろう?





このような疑問にお答えしていきます。

本記事の内容

・アフェリエイトとは?(稼げる仕組みについて)

・アフェリエイトの特徴(大きく3つに分けて解説)

・アフェリエイトの種類(11種類について紹介)

アフェリエイトとは?(稼げる仕組みについて)


アフェリエイトとは「成果報酬型広告」のこと。
インターネットやSNSを舞台としたビジネスモデルの1つです。
広告をインターネット上のメディアに掲載し、広告のクリック数や
その広告を通じた商品の販売数を通じて報酬がもらえる仕組みです。

アフェリエイトの解説図はこちら↓

もちろん、何も契約を交わさずにいきなり自分のブログや
twitterなどに広告を投稿しても、販売元や製造元から
報酬をもらうことはできません。


アフェリエイトビジネスを開始する前に、まずは
「アフェリエイトサービスプロパイダ(通称ASP)」と
契約することになります。



ASPとは上記画像の広告主のような会社と
覚えていただければOKです。


ASP自体が広告を出すわけではくて、広告を設置するのは
あくまでもアフェリエイトをする人(アフェリエイター)です。
アフェリエイターは、ASPが用意している各種企業の広告の中から
好きなものを選んで、広告主の承認を経て広告を設置することできます。



広告を設置した後、メディアに訪れた人が広告のリンクをクリックして
広告主のサービスに登録したり、商品を購入したりすると
アフェリエイターはASPを介して広告主から広告手数料を
もらうことができます。


先ほど「成果報酬型広告」とご説明しましたが
実際にお客さんが登録や購入まで行うことで「成果」が発生して初めて
アフェリエイターは「報酬」を受け取れます。


一般的な広告やCMですと、成果に関わらず広告を出した時点でお金を
もらうことができますが、アフェリエイトの場合は


広告を出す側=アフェリエイター側が「広告を置かせて欲しい」と
お願いをしているので、成果が発生しない限りはお金をもらうことが
できないというわけです。


したがって、自ずと「どうやって集客するか」
「どうやって成果をあげるか」を試行錯誤する
ことになります。


まとめると
以下のようなかたちでお金を稼ぐのがアフェリエイトです。


自分のメディアを作る。(ブログサイトなどを作る)

ASPへ申し込みを行う。

自分のメディアに広告を設置する。

訪問者が広告をクリックし、サービスの申し込みや商品の購入を行う。

広告手数料がASPから振り込まれる。

この点を踏まえて、アフェリエイトの特徴を見ていきましょう。

アフェリエイトの特徴その1:出費が少なくて済む


世の中に数多くあるビジネスモデルの中で
例外的に初期投資を必要としないモデルであるということがあげられます。


一般的にビジネスというのは、顧客に対して商品なりサービスなり
商品を作るための道具、商品を作ってもらう人
商品を作るための場所などが必要となります。無形のサービスであっても
サービスを提供する人や場所、道具などは必要なのが普通です。


多くの場合、ビジネスを始めた当初は
それほど大きな売り上げを上げることは難しいです。
結果として赤字がしばらく続き、商売が軌道に乗り出すと
ようやく黒字へ転じることとなります。


そうした観点からすると、アフェリエイトは
リスクが極めて低いビジネスであると言えます。


まず、広告を設置するためのメディアとしては、ブログやtwitter
Facebookなど数々ありますが、アカウントを作るのに
お金がかかるところは1つもありません。


リスティング広告やFacebook広告を出稿したり
独自ドメインでブログを作ろうとしたりするとお金がかかりますが
それでも一般的なビジネスに比べれば、かなり安い金額で済みます。


ASPへの申し込みもすべて無料です。
在庫を抱えて苦労することもありません。

アフェリエイトの特徴その2:専門的な知識は不要で始められる


お金の他に課題となり得るのは「知識」です。
ビジネスの中では、専門知識を生かしてサービスを提供するものがあります
学校の先生や弁護士など、知識社会と呼ばれて久しい時代においては需要も高く
国家資格を後ろ盾に、安定して収入を得られることも少なくありません。


その一方で、資格を取るために何年も勉強を続けて
それでも一握りの割合しか職業に就けない、満足に稼げないのが一般的です。


アフェリエイトの場合はどうでしょうか?
実は、アフェリエイトを開始するのに、何か特別な知識が必要と
なるわけではありません。



「パソコンとかプログラミングの知識が必要では?」
と思われる人もいるかもしれませんが
例えばブログを開設するのも、ASPに申し込むのも
広告を設置するのも専門知識は不要です。



具体的なやり方については、必ず詳細なマニュアルや説明がありますので
ネット初心者でも安心して始められます。


正直に言って、日本語で分かりやすく文章を書くことができて
キーボードを叩いて、パソコンで文章を作ることができ
コピペができさえすれば、アフェリエイトは開始できます。


それよりも前項で説明したような「稼ぐ仕組み」を
知識として仕入れられる、あるいは自分で考えられることの方が
重要となるでしょう。

アフェリエイトの特徴3:利益が出るまで時間がかかる

お金や知識といったリソースは、それほど必要としないアフェリエイトですが
他のビジネスモデルと同様に利益が出るまでは、それなりの時間を
必要とするのがほとんどです。


コストはほとんどないわけですから、少しでも成果が上がれば
利益が出るはずなのですが、その成果がなかなか出ない!(泣)


アフェリエイトをはじめて最初の月は成果ゼロだったとか
成果は出たけれど時給換算すると数十円だったというような話しは
枚挙にいとまがありません。


例えばブログアフェリエイトについて言うと
毎日何時間も投じて記事をコツコツ執筆しても
結果が出てくるのは「3ヶ月後」という話しもあります。


これでも、一般的なビジネスに比べれば利益が出るのは
早い方かもしれませんが、それでもかなり労力を必要とします。


実際、多くの人が踏ん張りきれず、成果が上がる前に
アフェリエイトをやめてしまうことが多いと言われています。
正しい努力を地道に続ける素直さと、アフェリエイトの作業に投じる時間は
成果を上げるのに必要不可欠な要素と
言えるでしょう。


まさに「継続は力なり!」ですね。

アフェリエイトの種類(11種類について紹介)


現在、世の中にはどのようなアフェリエイト手法があるのでしょうか?
合計11種類のアフェリエイトの概要だけ紹介し
個々の詳細については個別記事にて説明します。

1、サイトSEOアフェリエイト


最初に特定の商品を宣伝するためのサイトを作り込み
その後狙ったキーワードで検索エンジンに上位表示させて集客します。
この検索エンジンの上位に表示させるための記事やサイトの作り込みを
「SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)」
と呼びます。


自分でサイトのデザインを決め、HTMLで作り込んでいくと大変ですし
プログラミングの知識も必要なのですが、現在ではそうしたサイトのひな形も
無料で入手できますし、よりSEO対策の手が入ったテンプレートが有料で売られていますので、それを利用する手もあります。


また、細かいデザインやロゴについては
クラウドソーシングを利用して外注すると
リーズナブルにそれなりのクオリティのものが手に入りやすいです。


ジャンルとしては、金融・美容・転職・健康食品などがおすすめです。
これらのジャンルは、成果一つ当たりの報酬単価が高い
(=企業にとっても大きな利益につながりやすい)のが特徴であるため
成果が出だすと急激に売上が上がっていくことになります。

もちろん、その分競争も激しいのですが、ニッチなジャンルに特化するなど
工夫をこらせば初心者でも戦うことが可能です。


月1000万円を超えるような収益をたたき出し
サイト作りの組織化と税金対策のために法人化しているような
アフィリエイターも数多く存在します。


2、PPCアフェリエイト

PPCアフィリエイトは、リスティング広告という
広告サービスを利用したアフィリエイトモデルです。


リスティング広告とは、何かのキーワードで検索したときの結果に
広告を表示させるサービスです。



サイトSEOアフィリエイトでは、サイトを作り込むことで
自ずと検索エンジン上位に表示されるようにしていたのですが
リスティング広告においては、出稿サービスを利用してお金を支払い
上位に表示されるようにします。

コストがかかる一方で、SEO対策をするときよりも早く
(広告を出稿した翌日からでも)多くの訪問者を集めることができます。
また、訪問者をアフィリエイト広告に誘導するようなサイト
(ランディングページ)のクオリティが必要です。

コストが必要なことから、初心者のうちは赤字になることも多いのが
PPCアフィリエイトですが、根気よく改善を進めることで収益が出てきます。
サイトSEOアフィリエイトと同じように、ビジネスの規模が拡大すると
月1000万円を超えるような売上も夢ではありません。

3、Facebook広告アフェリエイト


Facebook広告アフィリエイトは、ランディングページへの動線と
リスティング広告ではなくFacebook広告を使用するものです。


リスティング広告と同様に、まずはサイトを作成します。
その後、Facebookの中で広告掲載に向けた手続きを行い
画像や広告文を設置してターゲットを決めれば準備OKです。


リスティング広告は検索エンジン内に影響のある広告でしたが
SEO対策と効果が重複する(どちらも検索エンジンの上位表示を狙う)
という狙いがあります。



その点、Facebook広告であれば当然Facebook内に広告が表示されるため
集客口を検索エンジン&Facebookと、一つ増やせるわけです。


やはりお金はかかりますが、1日100円からでも設定可能となっているため
それほど負担感はありません。
広告掲載後に変更することもできますから
手軽にはじめることができますよ。


やはり最初は赤字で、コツコツ広告とサイトの改善を続けることで
収益を拡大していきます。なお、Facebook内は基本的に実名ですので
共感してもらいやすい広告を作れるかどうか
センスが問われるところがあります。

4、Facebookページアフィリエイト


Facebookページとは、Facebookのアカウントを持っている人が
作ることのできるページのことです。


Facebookページの名前を使って記事を投稿し
記事の内容に共感した「ファン」を増やしつつ
記事の中にアフィリエイトリンクを設置することで
アフィリエイト報酬を稼ぐモデル
です。


このアフィリエイトでは、何と言ってもFacebookページに多くの
「いいね」を押してもらうことが最重要です。
「いいね」を押すことで、そのアカウントには次から
そのFacebookページの更新情報がニュースフィードとして
表示されることになるからです。

ターゲットに求められるような記事を投稿して地道にファンを増やし
たまにアフィリエイトリンクを流すぐらいがちょうどよいでしょう。


こうしたモデルのため、リスティング広告や
Facebook広告アフィリエイトよりも収益が出始めるまでに
時間がかかります。


しかし、コツコツやれば収益も出やすく
月数十万円以上を安定的に稼ぎ出すことも不可能ではありません。

5、メッセージアフィリエイト


これは、FacebookやLINE、アメブロ(アメーバブログ)などで
友だちを増やしていき、その友だちに対してメッセージで
アフィリエイトリンクを流し、成果を狙っていくアフィリエイトモデル
です。


お客さんの方からアフィリエイトリンクの貼られたサイトに
来てもらうのが「インバウンド型」であるならば


これはターゲットとなるお客さん(友だち)に直接
アフィリエイトリンク付のメッセージを流す
「アウトバウンド型」のアフィリエイト手法であると言えます。


友だちを増やすのも、メッセージを流すのも地道な作業が求められ
労働集約型になりがちです。
メッセージ経由でリンクをクリックしてもらうのもハードルが高く
大きな収益を出すのは至難の業なのですが


地道に友だちとコミュニケーションを取ることで
月数万円以上の収益を出すことも可能でしょう。

6、ブログアフィリエイト


ブログを作って、その記事の中にアフィリエイトリンクを貼り付けて
コンバージョンを狙うアフィリエイトモデル
です。


サイトSEOアフィリエイトと似ていますが、ブログの場合は
記事のスタイルがより自由で、記事を書く「管理人」の
個性が出やすいのが特徴
です。


ブログアフィリエイトの場合も、まずはブログを訪問する人が増えないと
話にならないため、SEO対策を行って検索エンジンの上位表示を
狙うことになります。


また、FeedlyやTwitter、Facebookなどの読者登録機能を設置して
ブログのファンを増やすこともできます。


ブログのスタイルはさまざまですが、ある程度雑多な記事や
オピニオンなどでファンを増やしつつ
たまにアフィリエイト記事を執筆して
アフィリエイトリンクへ誘導するやり方が一般的です。


その分時間はかかりますが、地道な運営によって
少しずつ収益が増えていくことを期待します。

7、メルマガアフィリエイト

メルマガにアフィリエイトリンクを設置して
コンバージョンを狙うモデル
です。


数百~数千という読者にメルマガを個人で配信するのはとても困難ですが
最近では「メルマガ配信スタンド」というサービスが出てきたため
比較的メルマガ配信のハードルも下がってきました。


読者を集客することはもちろん、何度もメルマガを配信する上で
離脱させない・飽きさせないこと、そして何より収益へつなげる
(マネタイズする)仕組みを構築することが重要
です。

なお、メルマガアフィリエイトで最も大変なのは集客です。
メルマガ読者を集めるために、メルマガ登録ページを別途サイトや
ブログに作成したり、メールアドレスを購入したりする方法があります。

8、LINE@アフィリエイト


アフィリエイトリンクをLINE@に流して
報酬を得るもの
です。


LINE@とは、メルマガのLINE版のようなもので
LINEアカウントでLINE@を友だち追加すると
定期的に商品情報が配信されるというもの
です。


LINE@でも読者を増やすことが大切です。
メルマガアフィリエイトと同じく、サイトやブログにLINE@の
読者登録バナーを設置して友だちを集めていきます。


ただし、LINE@の規約では、LINE@を広告媒体として
使ってはいけないとされているため、利用には一工夫が求められます。


しかし、LINE@はまだアフィリエイトの舞台として
使い切れていない人も多いため、チャレンジする
先行者利益になるかもしれません。

9、Twitterアフィリエイト


Twitterのつぶやきの中にアフィリエイトリンクを流し
アフィリエイト報酬を狙うモデル
です。


Twitterの場合は、フォロワーを増やす戦略が
非常に重要になってきます。
読者の共感を得るようなツイートを心がけて
フォロワーを増やしていきます。


雑多なツイートよりも、ある程度戦略的に
感情のこもったメッセージ性の強いつぶやきを入れていくことで
ファン的要素の強いフォロワーの割合が上がっていき
アフィリエイト報酬が上がりやすくなります。

月100万円以上狙おうとすると仕組み化が大事になりますが
月数万円レベルであれば、地道な努力次第で
達成する可能性は低くありません。

10、副業メルマガ無料オプトインアフィリエイト

商品の購入やサービスの申込ではなく
メールアドレスの登録があった場合に
アフィリエイト報酬が発生するというもので
比較的新しいタイプに属します。



副業関係のメルマガを配信し
特定のランディングページ経由で
メールアドレスの登録を促すのが
副業メルマガ無料オプトインアフィリエイト
ということになります。


一般的には、読者にお金を出してもらわなければ
成果とはなりません。


しかし、このアフィリエイトにおいてはメールアドレスの無料登録が
ゴールとなるためにハードルが低く、アフィリエイト初心者にも
稼ぎやすいモデルと言えます。


ジャンルとしても副業関連は根強い人気があるため
メルアド登録程度であれば手が届きそうと感じる人も
多いのではないでしょうか。

やはりメルマガの集客がネックですが
オプトインページ+リスティング広告or Facebook広告という
組み合わせで行うことが多いです。

11、副業メルマガ有料商材アフィリエイト


副業関係のメルマガを配信し、そこで副業関係の有料商材の
アフィリエイトリンクを流すか、あるいは自分で
商材を発行して稼ぐモデル
です。


なお、情報商材系のASPとしては
「infotop」を利用することが多いです。


メルマガアフィリエイトのご説明でお伝えしたように
まずはメールアドレスの収集のためにメルマガ登録を促すのも


かなりハードルが高ければ、決して安い値段とは言えない情報商材を
読者に購入してもらうのもハードルが高いため
中級~上級者向けのアフィリエイト手法と言えます。


しかし、その分成功したときは大きな収益が期待できます。
トップアフィリエイターともなると
月に1000万円稼ぐケースもあるくらいです。

まとめ


アフィリエイトは、ASPに登録して自分のメディアに広告を設置し
そこから発生する成果に応じて報酬をASP経由で受け取る
「成果報酬型広告」です。


ビジネスモデルとしては
「紹介してお金を受け取る」というシンプルなものですが
メディアの数だけアフィリエイトの可能性も存在すると言えます。

今後の記事では、11の手法についてその具体的な
やり方とメリット・デメリットについてご説明しますが
これは将来新たに生まれるであろうメディアにおける
アフィリエイトにも共通するところが多いはずです。


記事の内容を踏まえて、さまざまなメディアに応用できると
さらに大きな売上を上げる可能性が開けるのではないでしょうか。


では今回も最後まで読んで下さり
ありがとうございました。




監修:五反田明駿

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