成長に欠かせない目標設定!具体的かつ効果的な立て方・コツとは?

成長に欠かせない目標設定!具体的かつ効果的な立て方・コツとは?


「目標を立てたいけど、どうやって立てたらいいんだろう…」

「目標を立てるときに、どんなことに気を付けたらいいんだろう…」

今回はこんなお悩みにお答えします。

何かしらスキルや能力を伸ばしたいときに、目標設定をする場面があると思います。勉強であれ、仕事であれ、目標を立てるのであれば、なんとかして目標を達成させたいものですよね。

そこで今回は、自分の能力やスキルの幅を広げるための目標設定の仕方・コツをご紹介します。

今回の内容を参考にすれば、具体的かつ実現可能な目標設定ができるようになるでしょう。

それでは見ていきましょう。


1.目標を立てるメリットとは


そもそも目標を立てる意味は何なのでしょうか。

別に目標を立てなくても、目の前にあるものを必死に丁寧にこなしていけば、自分を成長させることもできますよね。

しかしながら、あえて目標を立てることで、以下のようなメリットがあると考えられます。

 ●夢を実現可能にさせるため

●効率アップさせるため

●自分の能力・スキルの幅を広げるため

もちろん他にもあると思いますが、代表的なメリットはこれくらいでしょう。

どんな理由であれ、目標を立てることで、ゴールが明確になりますよね。すると、これまで右往左往していた自分がゴールに向かって一直線になるので、行動力も変わってくるわけです。

大げさに言えば、目標を立てることで、人まで変わってしまうこともあるのです。


2.目標を立てる際のコツ:SMARTの法則


目標を立てることのメリットがわかったところで、次は実践編として、目標を立てる際のコツについてご紹介します。

そこで、効果的に達成でき、かつ目標設定に役立つ「SMARTの法則」というものをご存知でしょうか。

SMARTの法則というのは、「Specific」「Measurable」「Achievable」「Relevant」「Time-bound」の5つの成功要素の頭文字からできた法則のことです。

これらの5つの観点に沿って、目標設定ができれば、目標達成に近づけるという考え方です。

●Specific(明確な)

●Measurable(測定可能な)

●Achievable(達成可能な)

●Relevant (関連性がある)

●Time-bound (期限がある)

それでは詳しく見ていきましょう。


2‐1.Specific(明確な)


SMARTのSであるSpecificは「明確な」という意味です。

目標設定する際は、「具体的であるか」ということに注意する必要があります。

具体的でなければ、捉え方が複数出てきてしまい、最終的に目標に達成したのかどうかわからなくなってしまうからです。

× 一流のキャリアウーマンになる

〇(一流のキャリアウーマンになるために、)毎日新聞を読み、ニュースを見る

このように、「一流のキャリアウーマンになる」という同じ目標でも、実際に行動することが異なってきますよね。「一流のキャリアウーマンになる」という目標だけだと、一流のキャリアウーマンの定義がわからず、そのために実際何をするのかが欠落してしまっています。

漠然とした目標を立てるのではなく、明確で具体的な目標を設定することで、ゴールに一歩近づくことができます。


2‐2.Measurable(測定可能な)


SMARTのMであるMeasurableは「測定可能な」という意味です。

目標設定をするときは、「測定できるかどうか」ということも重要になってきます。

例えば、「副業で月にいくら稼ぐ」や、「TOEICで何点取る」など、そのラインに達したか達していないかを測ることができる指標が必要であるということです。

目標を立てる際は、測定できる具体的な数字を入れるように意識しましょう。


2‐3.Achievable(達成可能な)


SMARTのAであるAchievableは「達成可能な」という意味です。

目標を立てる際に、その目標が現実的であるかどうかを考えておくことは重要なポイントです。

「どうせ自分にはできない」と思わせてしまうような非現実的な目標は、いったん脇に置いておきましょう。それでは、モチベーションが低下し、途中で諦めてしまう可能性が高いからです。

例えば、「スティーブ・ジョブズのように、ITで世界を変える」という壮大な目標があってもいいのですが、とはいうものの突然そうなることは難しいですよね。

そうではなく、まずは自分にも頑張れば手が届きそうだと思わせ、逆にモチベーションを高めてくれるような目標であることが理想です。


2‐4.Relevant (関連性がある)


SMARTのRであるRelevantは「関連性がある」という意味です。

自分の立てた目標を達成した際に、それは何に繋がっているのかを考えておく必要があります。

例えば、「3月まで毎日寝る前に腹筋を〇回する」という目標を立て、それが達成できたとして、結局それは何に繋がっていたのかということです。目標の裏に、「スリムな体を手に入れる」という自分の夢などがあるといいでしょう。

この部分は、自分の野望や願いと関わってくるものになります。最終的に自分はどうなりたいか、そのために何をするのかということが考えられていれば、この部分が欠如していることはないでしょう。


2‐5.Time-bound (期限がある)


最後に、SMARTのTはTime-bound は「期限がある」という意味です。

目標を設定する際に、いつまでに達成するのか、そのために具体的に何をするのかを決めることが重要です。

例を挙げてみると、「3月までに会社で一番の打ち上げを誇る営業マンになる」という目標を立てたとします。

その場合、まずは新規顧客の開拓を行うのか、既存顧客にあたるのか、それとも自分の交渉スキルをアップさせるのかなど、目標のために行動するパターンがいくつも想定できるわけです。

このように、期限を決めることで、自分に言い訳ができないように約束をして、効率よく目標達成に近づけましょう。


3.具体的かつ効果的な目標の立て方:まとめ


いかがだったでしょうか。

具体的かつ効果的な目標の立て方について、最後に振り返っておきましょう。

●目標を立てると、ゴールが明確になり、自分の行動も変わってくる

●目標を立てる際は、「SMARTの法則」がおすすめ

●具体的には、目標が明確で、測定・達成可能で、関連性・期限があることが重要

目標を立てることで、自分の能力やスキルを伸ばすことができます。とはいえ、適切な目標設定を行うことで、効率的に目標達成することができ、自分の夢に近づくことができます。

今回ご紹介したSMARTの法則を活用しながら、みなさんが成長できることを願っております!


では今回も最後まで読んで下さり
ありがとうございました。




監修:五反田明駿

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